たまたま好きになった男性が年下で、たまたまその人には彼女がいた。
ただそれだけのことなのに、とたんに恋のハードルが高くなってしまったように感じてしまいますよね。
お相手の彼女さんは若くて可愛いのだろうと自虐的になってしまったり、時には自分がおばさんに思えてくることもあるかもしれません。
ストレートに気持ちを見せることができない彼女持ちの男性でも
心の中では熱い思いがくすぶっています。
一目惚れ、浅い関係、むずかしい恋…
知りたいけど見えにくいお相手の本音をあぶりだすことができれば、次の一手も見えてきます。
まずはお二人の現在の状況をおしえてください。

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彼が彼女と別れない理由を知っておく
男性は本能的に一人の女性では満足しない生き物です。
それには「孫繁栄のため」という最もらしい理由がありますが、そんな理屈は抜きにしても、単純に異性が好きだという感覚から離れられない本質があります。
ではなぜ、他に気になる異性がいても行動に移さないのか。
その理由は男性がメンツを守りたい生き物だからです。
プライドの高さから、とにかく悪者になりたくない、怒られたくない、謝りたくない、と思うのが男性です。
「浮気なんてしたことがない、しようとも思わない」という男性だって、一夫多妻制の国に生まれていれば、浮気はします。
つまり環境が許さないからしないということなんです。

今回は浮気がテーマではありませんが、男性が彼女以外の異性に行かない心理のひとつとして理解してくださいね。
まれに「一人の女性しか愛せない」と言う男性がいますが、そういったタイプの男性はもともと知的好奇心が強いために、エネルギーを注ぐ対象が、恋愛やセックス以外のことに分散されています。
略奪が成功するケースはある?
もちろんあります。
正確には「略奪した」のではなく、男性側が彼女との「別れを選んだ」というのが正解です。
どんなに外から圧力をかけても、好き同士なら簡単に別れたりはしません。

誰かに交際を反対されると、逆に想いが強くなるロミオとジュリエット効果が有名です。
では男性が彼女以外に気持ちが移って、本気になるのはどんな時か、一緒にみていきましょう。
彼女持ちの男性が他の女性に本気になるとき
彼女持ちの男性が他の女性に本気になるときは、大きく分けて二つの理由があります。
理由1.彼女との関係に楽しみがなくなったとき
具体的なタイミングとしては
- 彼女とケンカが増えた
- マンネリになった
- 距離が開いた
- お互いの環境が変わった
- 恋愛以外に目標ができた
- 合わなくても平気になった
- 束縛ばかりで疲れる
この状況が続くとき、男性はより楽しめることを探して行動に移し始めます。
スピーディーに現状が変わってほしいと願うときには、じれったい状況かもしれません。
ですがカンタンに手に入った男性は、同じようにカンタンに奪われてしまいますので、ここはじっくり計画的に時間を使ってみましょう。
理由2.ストライクど真ん中の女性に出会ったとき
男性はどうしても視覚優位になりやすく、一目惚れをしやすい傾向があります。
「彼女にするなら性格が良い子がいい」とは言いますが、その本当の意味は「性格がよくて見た目がタイプな子がいい」ということです。
もちろん、タイプはそれぞれに違っていて当然です。
それでも容姿をピカピカに磨いておくことで、一目惚れされる確率は桁違いに上がってきます。
💡すでに知り合ってから時間が経っていたとしても、あなたのポジティブな変化は必ず彼の目に留まりますので、これをきっかけにダイエットや美容に取り組んでみてはいかがでしょうか。

私が以前16歳年下の男性とつき合っていた時、「もっと早くやっておけばよかった」と後悔したことがありました。それについては少し話がズレてしまいますので、別のページに書いています。
16歳年下男子とつき合う前にやっておけばよかったこと5つ
今すぐできるアプローチ
前の項目でもお話ししたように、男性はメンツを大切にする生き物です。
本心では彼女以外の女性にグッと来ていても、安易に行動しないのはこのためです。
さらにこの心理を深堀りすると、彼自身そんな真面目で誠実な自分でありたいという、言ってしまえば正義の味方・ヒーロー願望があり、悪者にならない自分に誇りを持っています。
ですので、できるアプローチは、そんな彼をヒーローでいさせてあげることです。
- 彼をいつも信じる
- 疑わない(これ大事)
- 誠実な人だと認める
- 信頼できる人だと褒める
- 感謝を伝える
とくに年下男性の場合は、年上の女性から社会人として認められると自尊心が高まります。
私自身が16歳年下の彼とつき合っていたとき、もっと早くやっておけばよかったと後悔したことがいくつかありました。話がそれますので別のページにまとめています。
追うのはNG!いい感じの距離を設定しておく
好きな彼に彼女がいる、だけど自分には彼以外の相手がいないという状況だと、つい相手は追われる立場で自分が追いかける立場だと思ってしまいます。
すると彼に気に入られようとして無理にでも褒めてみたり、料理ができるアピールをしてみたり、よくわからないフェロモンが含まれている香水を付けてみたり、というような行動になるかと思います。
ですがそれらは必要ありません。
むしろ逆効果になることがありますので注意が必要です。
というのも、彼はいま現在決して女性に飢えているわけではありませんので、女性を見る目が冷静なんです。
ですので意識的にアピールすればするほど、あなたの必死さが透けて見えてしまいます。
その気持ちは嬉しくても今すぐ行動できない時、彼は逃げるという行動に出るしかなくなり、心地よい距離を保てなくなります。これがよくあるゴメン避けですね。

脈ありの彼をあなたが焦らすくらいでちょうどいいです。
彼に直接好きアピールをするより、彼から好きになられる準備をしておいた方が結果として進展が早まります。
彼が知らないあなたについて想像させる
彼を追いかけないことはとても大切ですが、それは行動をしないという意味ではありません。
ちゃんとやるべきことはあるんです。
それは、彼にあなたのまわりの人の存在を意識させることです。
といってもいきなり家族を紹介するとかはキツイですが(笑)話の中に同性の友達を登場させるとか、同級生の名前を出すとか、このレベルで大丈夫です。
コツは、頻繁に同じ名前を出すだけ。
友達とも会う機会がほとんどない、というのであれば昔のエピソードでも良いんです。
くり返し第三者の名前を出すことで、無意識的に彼の知らないあなたを匂わせることができます。
あなたがいつも彼に見せる顔とはちがう、べつの場所がある。
これだけで見えない部分を想像させるという心理戦がはじまるんです。
《NGなパターン》
ただし、間違えても男の存在をチラつかせてはいけません。
よく男性に追わせるテクニックとして、『誰かに取られるかもしれないと思わせる』というのがありますが、それを自分でアピールすると逆効果になってしまいます。
男性は他の男の存在をとても嫌いますので、このタイプの匂わせをすると「おとなしく今の彼女のそばにいよう」という守りに入ってしまう可能性があります。
彼の1番の味方になる
彼が社会人でも学生でも、男である以上つねに多くのプレッシャーを感じています。
ときには理不尽だと思えることでも、飲み込まなければいけないかもしれません。
一所懸命やっているだけなのに彼女からは理解されないかもしれません。
彼自身もじぶんの能力を低く見積もって、自信を失うことがあるかもしれません。
そんなときは、まっ先にあなたが味方になってあげましょう!
と言ってもむずかしいことではなく、男が本来持っているプライドが元気になれる言葉を、いくつか持っておくだけでいいんです。
何かあったとき「大丈夫だよ、だってあなたはすごい人じゃん」と言ってあげるだけでOKです。
カンタンなことのようですが、これをいつでも瞬時にできる女性は意外と少ないんですよ。
でもそれは逆効果です。
男性にとっての本当の味方というのは、傷に塩を塗らない優しいひと。
転んだら抱きしめて絆創膏を貼ってくれるやさしいママ。こんなイメージでしょうか。
ヒザを擦りむいて痛くて悔しくて泣いているのに、転んだ原因は石があることに気が付かなかったからとか、次は気をつけなさいとか言わないでほしいのは女性にもわかります。
まずは優しくしてほしい。そんな素直な気持ちをわかってあげたいですよね。
告白はしないけど好きは隠さない
彼女がいる彼に今すぐ告白をしようという人は少ないかもしれませんが、それは正解です。
男性は女性からの誘いを断ることがとても苦手で、男性側に非がなくても後ろめたく思ってしまうものです。
ましてや年上の女性からの告白ともなれば、非常に断りにくいのは想像するに余りあること。
ですので、なかなか彼との仲が進展しないからといって『告白して振られてさっぱり忘れよう』なんてやけを起こさないでくださいね。
💡やり方はシンプル!
「あなたは素敵ね」「あなたは本当にできる男ね」「あなたはセンスが良くてかっこいいわね」「あなたがいつも頑張っているのを知っていますよ」「あなたは特別だよ」というようなことばで、太陽のように彼の心を温めます。

北風と太陽のお話からもわかります。
じっさいにこんな温かいことばを面と向かって言われたら、それはもう好きだと言われているようなものですよね。
いくら年下男性でも、ここまで言われたらさすがにあなたの好意に気付きます。
でも告白されたわけではないし、何かを断る必要もないし、特にリスクを負わず、自動的に友達以上の意識を持つことになりますので、このやり方はかなりおススメです。
💡注意点
- 無理やり褒めないこと
- 一度に2つ以上褒めないこと
- 会うたびに同じことを言わないこと
- 褒めたあとは話題を変えること
が大切です。
あまりしつこくなってしまうと、男性としては返事に困るからです。いつもサラッと褒めるようにしてみてくださいね。
大丈夫、いけると思っておく
いま現在の彼、もしくはあなたがどんな状況でも、現実はつねに変わります。
数年前のあなたと今のあなたをイメージの中でならべてみてください。いつの間にか変わったところがいっぱいあるんじゃないでしょうか。
仕事、趣味、食べ物、メイク、そして彼のことだって、過去のあなたは知りませんでした。
これはほんのすこし先の未来についても同じです。
ですが、やはり彼が好きでラブラブな未来を希望するのなら、その現実がネガティブに見えるメガネはいますぐ外してゴミ箱にポイ!でOKです。
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